Real life

All living

2024.07.16

“街場で青森の豊かさを感じたい”敷地と家全体をリビングとして楽しむご家族を取材しました。

敷地全体をリビングとして捉え、非常にユニークで楽しく暮らすご家族。お邪魔してすぐ飛び込むマスタードカラーとドウダンツツジのグリーンがまるで家族のエネルギーを表しているようです。

窓の外にはゆったりと流れる川。吹抜にあるワークスペースからは時折カヌーを練習する姿が見えますが、家族にとっては日常のようです。大切にしているアートや小物はさりげなくともしっかりと目がいくアイキャッチに。素敵です。

少し伸ばした軒下では休日breakfast、休日日本酒会など、カーペットを一枚敷いて家族や友人とのイベントを楽しんでいるそうです。「家を建てて一番変わったのは雨も好きになったことですね」とご主人は言います。「この軒のおかげで窓を開けても雨が入らないので、川や雨の音を聞いたり、ひんやりした空気とにおいをみんなで楽しめてます」雨の日に窓を開け楽しむ姿を想像すると非常にかわいらしいです。

少し日差しの強かった取材日。ご主人が車からシェードをかけてくれました。その姿を見た息子さんはこれからお外で遊べるのかとワクワクが隠せない様子です。アイスを食べながらお父さんと一緒に可愛がっているパプアキンイロクワガタを紹介してくれました。見る角度によって変わる甲羅の色につい目を奪われてしまいました。コットン素材のシェードは濃くしっかりと影を作ってくれるので、日差しの強い中でも快適でした。

奥様チョイスのアイテムが、暮らしを可愛らしく彩っています。時計や家具を選ぶときはご夫婦でしっかり相談。暮らしの変化をしっかりと受け止める余白をつくることで、新入りのアイテムもバランスよく馴染んでいます。

常に笑顔で明るい息子さんとご夫婦のセンス光る掛け合いに、私共も常に元気を頂いています。外食はほとんどせずお家ライフを楽しんでいる時間が好きなのだそう。照明の配置や、空間に大きく配置した窓が広さを感じさせ、子供にとっても大人にとっても家全体が居場所として成り立っています。まさにALL LIVING。 私共としても、家で過ごす時間が好きだと言っていただくのが、一番うれしいお言葉です。